小林監督×秋田プロデューサー対談企画【ゲスト:黒川先生】④

小林監督と秋田プロデューサーの対談企画、第二回は黒川博行先生をゲストにお迎えし、お届けいたします!
3人の鼎談を、ぜひチェックしてみてください!
 

小林監督「そういえばこの前、『かぞくのひけつ』で撮影した居酒屋の若旦那のところに『破門』のチラシを持って行ったんですけど、その人が「僕、黒川先生に教えてもらってたんです!高校の担任なんです。」って言ってましたよ。」

黒川先生「彼のことはよう覚えてますよ、ちゃんと。美術の教師は10年やってました。担任は5年くらいです。」

秋田プロデューサー「生徒さんたちは作家になられて驚かれたりしてました?」

黒川先生「教師をやめる前の2年くらいは(小説を)書いてましたからね。みんな知ってたでしょ。」

小林監督「自分でよし!これいけた!というものと周りの評価が違うということはありますか?」

黒川先生「当然ありますね。疫病神シリーズも直木賞の候補になるなんて一切考えてもいなかったんでね。全然離れたもんやと思っていました。一番最初に直木賞の候補になったときびっくりしましたよ。「こんなもんなるん?」って(笑)。」

小林監督「あれって向こうが勝手に賞の候補とかを決めるんですか?応募するもんですか?」

黒川先生「いや、勝手に選んでくれるんです。なので急に選ばれてとっても名誉なことなんです。「えー!嬉しいわ!」って思いましたね。周囲の見方が変わりますから。選考委員が10名ほどいるんですけど、この人に言われたら仕方ないなと思える大御所が選考委員なんですよ。みなさん本当に影響力のある方で。だから嬉しいもんですよ。」

小林監督「そんな名誉ある直木賞受賞作を映画化させていただけて光栄です」

秋田プロデューサー「「破門」に続いて、シリーズ6作目の最新作「喧嘩(すでごろ)」も発売になりました。「破門」を読んで桑原&二宮のその後が気になる方や、映画をご覧いただいた方にもぜひ手に取っていただけるといいですよね。本日は有難うございました。」